ショウが、心を決めたすっきりした顔で「死のうと思うんだ」とか言い出したら、ソラは「じゃあ僕も一緒に死ぬよ」とか言うんだろうなあと思う。
ソラはショウに一番愛されてる自覚があって、「自分が説得しても無駄だろうな」と悟ったら、つまりそれはショウを止めるものが何も無くなるということになるので、「だったらそれを最高のカタチにしよう」という考えが働く。 ショウが「止めて欲しい」という気持ちを奥底に持って「死ぬ」と言ったんだったら敏感に気が付いてちゃんと止めるんだけど、ショウ自身が「死ぬ」と決めたのならもう止めないし、ショウがいなければ生きている意味も無いと思っているので、あっさり自分の命も捨ててしまう。 ショウは、自分が「死ぬ」ということでソラも死ぬか、それとも生きるかまでは想像がつかないけど、ソラが「一緒に死ぬ」と言っても、「生きて君を想う」と言ってもそれを受け入れる。
あくまで「もし」、パラレルの話ですけどね!
---------------------- 「ごめんな、生きてれば楽しいことってたくさんあるのに、オレと一緒に死ぬせいで、それが出来ないなんて」 「ううん、君がいなければ、楽しいことも楽しくない」
"僕たちの出会ったこの丘で、君に永遠のさよならを" |